タイの揚げパン
「パートンコー」とはタイ風ドーナツとも言える、タイの揚げパンのことだ。ヤワラーなどのチャイナタウンでは「油條」と中国名で書かれていることもある。「パートンコー」は棒状にした小麦粉の生地を2本ずつ中心をつまみながら油の中に入れ、こんがりと揚げて完成。タイでは朝食の時間になると、コーヒーや豆乳の屋台とともに「パートンコー」の屋台があちこちに出現する。コーヒー屋台でゆっくりと新聞でも読みながら、あのアジア独特の甘いコーヒーや豆乳に「パートンコー」を浸して食べたり、お粥に「パートンコー」をちぎって入れて食べたり、サンカヤーと呼ばれる緑色のカスタードクリームをつけて食べたりする。ちなみにこのサンカヤーの緑色は、もともとは着色料などで色付けしていたのではなく、甘い香りのする葉を煮て香り付けしてたからだという。しかし今は、香料を使用し、着色料で後から色づけしているものが増えてるみたいだ。「パートンコー」の発祥は中国らしく、ベトナム・カンボジア・ラオスなどの近隣諸国でもよく食べられてる。「パートンコー」はけっこう油がギトギトなので、食べすぎには注意。基本的に「パートンコー」の屋台は、午後には見られなくなるので、食べたいと思ったその時が食べ頃だ。くれぐれも食べ損ねないように。
パートンコーのオススメメニュー
ここのオススメメニューを紹介してください。