バンコクで最も美しい庭園を見下ろすスワン・パッカード宮殿
「スワン・パッカード宮殿」はラマ5世の約60人いる子どものうちの一人が居住にしていた。ラマ5世の死後は、さらにその息子、つまり孫にあたるチュンポット殿下夫妻が引き続き住居としていた場所。芸術、文化への関心が高く、タイのアンティークを多数収集。1952年、タイ芸術家たちのため奨学金を得ようと美術品の展示を公開した。木造2階建ての家が何軒かあり、それぞれが渡り廊下でつながっている。展示品は民芸品風のものが多いので、宮殿は旧家のような雰囲気となっている。また、邸宅の四方を囲むように植物が複数植えられ、中央に広がる芝生のスペースにゆとりを持たせている。よく整備されたアジア独特の美しい庭園だ。その南端に「ラッカ―・パビリオン」と呼ばれる別館があり、アユタヤーから移設された高床式の建物だ。内壁には黒漆と金泥を用いて仏陀の一生が描かれている。その隣には豪華な外装の建物もある。
スワン・パッカード宮殿の楽しみ方
編集履歴入場料 : 100 バーツ / (収益金は芸術を志す若者の支援するために使われています)
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