ハノイ、ホアンキエム湖上にある玉山祠は、13世紀のチャン朝に建てられ、1865年に現在の姿に再建された祠。1900年代初頭までベトナムでも科挙が実施されていたが、その影響で玉山祠の入口にある門には、幸福の福と豊かさを表す禄の赤い大きな文字が見られる。
玉山祠に行くには、棲旭橋(せいきょくばし)とよばれる赤い橋を渡り、正殿に進むようになっている。橋を渡ったところで入場料3000ドンを払うシステム。玉山祠の正殿の内部には、13世紀の元の進撃を退けた英雄チャンフンダオの像と、文・武・医の3聖人が祀られている。