世界遺産の白い壁に円錐形の屋根の建物がある街「アルベロベッロ」
1996年にユネスコ世界遺産にも登録された「アルベロベッロ」のトゥルッリ地区(Telladei Trulli)は、高さ415mの丘の上に位置しています。「アルベロベッロ」はイタリア語で「美しい樹木」という意味を持つそう。
「アルベロベッロ」はトゥルッリと呼ばれる可愛らしい、とんがり屋根が特徴の家々が建ち並んでいて、屋根には、それぞれラテン文字や魔除け模様が書かれていて、独特の雰囲気をかもし出しています。
石灰岩で出来た白い円錐形の壁に、とんがり帽子のような屋根が乗った不思議な光景は一見の価値あり!この屋根は石灰岩の石を薄く切って、四角い台座に円錐形に組み立て重ねて出来たものだそう。一番頂上には「ピナク」と呼ばれる小さな円錐がチ乗っていて、可愛いらしい。ホテルの中には、このトゥルッリに宿泊出来るツアーもあるというので、探してみるのもおすすめです。
役立つ情報
トゥルッリの屋根模様 トゥルッリの屋根には、魔除けなどの意味が込められた鳥や魚のような模様が描かれています。 一軒一軒違うので、ぜひ注目して見てみて下さいね。 リオーネモンティ地区とアイアピッコラ地区と合わせると約1000棟もの数があります。 |
他情報
*南イタリアのツアーで組み合わせて訪問することの多い、お隣バジリカータ州にある「マテーラ」
イタリア南部のバジリカータ州にある「マテーラ」。 柔らかいパステルカラーの石灰石に囲まれた古びた街は一見、廃墟のように見えるが、カルスト台地の岩山に築かれた独特の“サッシ”と呼ばれる洞窟住居群で、1993年にはユネスコ世界遺産にも登録されています。家々が重なり合うように密集した不思議な町「マテーラ」は魅力がいっぱいです! |
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