韓国の各店舗徹夜組続出のワケ
毎年人気の高級ブランドとのコラボレーションが話題となるファストファッションブランド「H&M」。今年はフランスの世界的ブランド「バルマン」とのコラボレーションで、通常数十万円するバルマンの洋服が約10分の1から20分の1の価格で販売されるとあって、世界中で注目を集めています。そしてこのコラボレーション商品が今日5日、ついに世界同時発売されます。
韓国でも大きな話題に
ここ韓国も同様に、明洞ヌーンスクエア店、 狎鴎亭店、蚕室ロッテワールドモール店と釜山新世界センタムシティ店にて発売されます。 発売前日には店舗に行列ができており、先頭組はなんと先月30日から並んでいるとのこと。
4日夜H&M明洞ヌーンスクエア店前の様子
発売前日となる昨日午後6時30分ごろの H&M明洞ヌーンスクエア店前の様子です。毛布や座布団などを持参し、となりの人と話をしたり、スマートフォンでゲームをしながら翌日のオープンを待っていました。警備の人も立っていました。
いよいよ発売当日！
発売予定時間の朝8時のH&M明洞ヌーンスクエア店前。店舗の前には地元メディアがカメラを構えていました。
お店のショーウィンドウにはコラボ商品が展示されています。
8時20分ごろ店内からスタッフ登場。いよいよオープンかと思いきや整理券となるリストバンドを配布し始めました。どうやら安全を考慮した店側の対策のようです。実際の発売は午前11時頃になるとのことでした。
なぜこれほど人気なの？
徹夜組が出るほど人気のH&Mコラボ商品。なぜ人々は並んでまで商品ゲットに躍起なのでしょうか。実はこの列に並ぶ約80％は転売目的や購入代理の人。高級ブランドの限定商品とあって高値を付けても飛ぶように売れるのだそうです。服やコート、靴、アクセサリーを１つずつ購入し販売しても数十万円の利益が期待できると言います。また、当日購入できない人の代わりに並んで利益を得ようという人も多数。純粋に商品が欲しくて並ぶ人はわずか20％という現実、みなさんはどのように考えますか？
