通仁市場の「お弁当カフェ」って知ってる?
景福宮の西側、西村(ソチョン)にある在来市場「通仁市場(トンインシジャン)」に、面白いお弁当カフェがあると聞いてやってきました!
アーケードの天井には、「民画」が飾られていて、白虎の絵が描かれています。 “白虎が守護する通仁市場”と書かれた看板があり、通仁市場のトレードマークのようです。
お弁当カフェ、通仁市場の中央「顧客センター」へ!
通仁市場のちょうど中央あたりに「고객만족센터(顧客満足センター)」と書かれた看板があります。
そこから外にでると2階に上がれる階段があり、ビニールドアの向こうが「お弁当カフェ」になります。
お弁当カフェの奥に行くと珍しいものを発見!「銭」の束があります。
通仁市場では、銭を通貨としてお弁当のおかずなどを買うことができます。
ちなみに、1枚500ウォンで、10枚1束5,000ウォンから購入可能です。
2人だったので、2束10,000ウォン購入しました。現金を渡すと無造作にプラスチックの容器と銭2束を渡されます。 ※かならず現金を用意していきましょう!
再び市場へ!お弁当のおかず探索開始!
あちこち美味しそうなものが一杯!何にしようかなぁ、と迷ってしまいます!
まずはメインのおかずから埋めることにしました。
優しそうなおばさんのいる、中央全州パンチャンで、鶏のから揚げ、キムチ炒め、豚肉炒めを購入!
全部で銭6枚を消費。
残り少なくなっていた麻薬キンパプも無事購入! 銭2枚消費。
見覚えのあるシルエットのこの揚げ物は・・・ピカチュートンカツ!こちらも味は期待していませんが好奇心に駆られて購入。銭2枚消費。
通仁市場で油トッポッキは欠かせません!列を並んで購入しました。白赤両方で銭4枚消費。
釜山オムクもあります!チーズ入りのおでんを購入しました!銭2枚消費。
他の人たちが購入していた卵焼きが美味しそうで1つ購入。銭1枚消費。
ここで手持ちの銭が3枚となり、カフェに戻って食べることに。
完成したお弁当はこのようになりました!
どのおかずも山盛りにしてくれるところに市場の良さを感じます。
カフェでご飯とお吸い物を購入できます。
それでは、頂きます!
※ご飯、お吸い物どちらも銭2枚必要です!
どのおかずも大変美味しく食べました!
市場の人とのふれあいを通して買ったおかずなので、余計に美味しく感じるのかもしれません。
味も経験もとても思い出になりました。
※残す場合はプラスチックの蓋を貰ってお持ち帰りも可能です!
他にもまだまだある通仁市場のグルメ、見どころ
昔のおかし、タルゴナ(かるめ焼き)も銭2枚で購入可能。
スリル満点の切り抜き、是非やってみてくださいね!
ケランパンや天ぷらも美味しそうでした!
おもちゃもあります!
残った最後の1枚は、ミニHARIBOグミに使いました。これで20枚全部使い切りました!達成感もあり、満腹感もあり、充足した気分で市場を跡にしました。
銭が使えるお店は加盟店の看板をチェック!
実は、銭の使えるお店は全部ではなく、こちら【お弁当カフェ加盟店】の看板があるところでのみ使用が可能。それでも、ほとんどのお店で銭が使えるので十分に楽しめます。
2015年 12月 10日には夜市場も開催!
なんと2015年 12月 10日(木)には夜市場も開催されます!市場グルメやフリーマーケット、工芸DIYが楽しめるそうです。時間は、夜8時~12時まで。是非この期間に観光に来られる方は行ってみてください。
通仁市場のお弁当カフェで一味違う観光を楽しんで。
在来市場と言うと、観光客にとってはコミュニケーションなど難しそうなイメージがあるかもしれません。しかし、通仁市場なら、銭でカンタンにお会計ができ、市場の人たちも観光客に慣れているので難なく楽しめます。
たまには、少し違った形で観光を楽しんでみるのも良いかもしれません。