ポケモン捕まえに束草へGO!今週末バスチケット次々完売
写真元:任天堂
今世界各国でセンセーションを巻き起こしているスマートフォン(スマホ)ゲーム「ポケモンGO」。
韓国では、まだ正式発売されていませんが、一部の地域でプレイが出来ることが判明し話題になっています。
ポケモンGOって何?
ポケモンGOとは、任天堂とポケットモンスター株式会社と米国ゲーム開発社Nianticが共同開発したゲームのことで、5日にオーストラリア、ニュージーランドで発売、7日北米地域で発売が開始され、大きな反響を呼んでいます。
ポケモンGOは、ゲームアプリを起動し、カメラを道端や公園など特定の場所にかざすと、ポケモンのキャラクターが現れ、捕まえることが出来るというもので、ポケモンを集めたり、ポイントを稼いで遊ぶことが出来ます。詳細は下記のゲームプロモーション動画をご覧下さい。
韓国では未発売、なのに連日話題になっている理由は?
ポケモンGOは、グーグルマップとGPS(衛生位置確認装置)をベースに作動しますが、韓国では政治的な理由から地図情報をグーグル側に提供しておらず、グーグルマップのサービスが正確に使えないため、国内ではダウンロードをしても、プレイできないことが予想されていましたが、13日「江原道の束草とウルルン島でプレイできる」との内容と、実際にゲームをプレイしている模様がSNSで掲載され、一部の地域でプレイが出来ることが明らかになりました。
韓国でプレイが出来る理由は正確には判明していないものの、“韓国の領域”を外れている場所と認識され、実行できるとの説が有力とのことです。
東ソウルバスターミナル、13日束草行きバスチケット完売
束草でプレイが出来ることが判明した13日、東ソウルターミナルによると、この日の束草行きバスチケットは全て完売したとのことで、ポケモンGOの影響力を認識させられます。
今週末16日の束草行きバスチケットも次々と完売しており、週末には江原道へ多くの観光客が向かうことが予想されています。
フリーWiFi地図提供など歓迎準備に勤しむ束草市
江原道の中でも一番最初にプレイできることが判明した束草は、「ポケモン聖地」と呼ばれ、韓国で連日注目を浴びています。束草市のフェイスブック訪問者は、通常1日1万2千名のところ、昨日は7万4千名まで達し、その反響のほどがうかがえます。また、束草市でも地域観光地の広報に繋がると、この事態を喜び、市が運営するフェイスブックのニュースフィードに、無料Wi-Fiが使える場所を示した地図を掲載するなど積極的に全国からくるゲーマーたちの歓迎準備をしています。
週末は束草へGO?
韓国のSNSでは、意図せず注目スポットと化した束草に関連し、束草の美味しいお店や観光地を紹介する掲示物が次々上がっています。ポケモンが出てくる地域に人々が集まることで、地域経済の活性化に良い影響をもたらすと予想する声もあり、今後に期待がかかっています。