紅葉シーズン到来！ソウル市、都心で楽しめる「紅葉の道105選」を選定
10月下旬に入りソウルでも紅葉が始まりました。道を歩いていると、美しく紅葉した銀杏や楓の木が目に付くようになりました。
紅葉シーズンの到来にあたり、ソウル市では都心の美しい紅葉の道105選を選定し発表しました。
地方までわざわざ行かなくても、ソウル市内もしくは近郊で紅葉が楽しめるよう、江西区の錦囊花路や永登浦区の汝矣島公園など、総182.37kmの「ソウル紅葉の道105選」を市のホームページで公開しています。
「ソウル紅葉の道105選」では、ソウル市内の105個の紅葉の道を「水の流れに沿って歩く道」「お出かけにピッタリの道」「公園とともに紅葉に出会える道」「散策路で紅葉に出会える道」の４つのテーマに分類し、市民が好みに合わせてチョイスできるよう工夫しました。
「ソウル紅葉の道105選」は、ソウル市のホームページやスマートフォンアプリ「スマートソウルアプリ」などを通して確認が可能です。
ホームページ：http://www.seoul.go.kr/story/autumn/
アプリ：App store or Google play で「스마트서울맵」で検索
※ホームページ、アプリは韓国語対応
ソウルを代表する紅葉の名所の一つ、三清洞の並木道
三清洞通りは、イチョウとケヤキの並木道があるソウルで定番の紅葉の名所です。景福宮から青瓦台、その先の三清路までレトロとモダンが入り混じったお洒落な秋の風景を楽しむことが出来ます。
また、三清洞通りには、お洒落なギャラリーやカフェ、アパレルショップが並んでいるので、散策の途中でグルメやショッピングも楽しめます。
時間に余裕のある方は、三清洞通りの先にある三清公園も、散策路としてオススメです。
散策コースには階段や勾配はあるものの、運動靴でも十分歩きまわることが出来、都心にありながらハイキングを楽しめる場所として、市民に人気のスポットです。
公園のベンチに座って、紅葉を眺めていれば日頃のストレスも解消されそうです。
三清公園の中のブックカフェは、静かで落ち着いていて、穴場のスポットです。
コーヒーなどのドリンクや簡単な完食も注文可能です。
徳寿宮トルタムキル、アクセスが良く紅葉を楽しめるスポット
ソウル市内の紅葉の名所と言えば、徳寿宮のトルタムキル（石垣の道）も欠かせません。
地下鉄１・２号線「市庁駅」前にあるトルタムキルの脇道が銀杏やケヤキの生える並木道になっています。
古風な石垣の道を進むと、ヨーロッパ形式の建物やオブジェが現れ、ロマンチックな秋の雰囲気に浸ることが出来ます。
また、美術館や貞洞劇場もあり、文化コンテンツを楽しむのにも最適のスポットです。
カフェの窓から秋の風景を眺めながらまったりコーヒータイムいかが？
トルタムキルを進み、貞洞劇場を過ぎたところに、コーヒーの美味しいお店「ジョングァンスコーヒー」の支店があります。コーヒーは、1杯5,500ウォン（約550円）以上と高価ですが、その分プロのバリスタが丁寧に淹れた美味しいコーヒーを味わうことが出来ます。２階の窓際の席に座って、並木道を眺めながらコーヒータイムを過ごしたら、歩き廻って疲れた体もすっかりリフレッシュされていることでしょう。
ソウルの紅葉満開は11月初旬との見込み
韓国の気象庁では、ソウル市内の紅葉は北漢山が今月30日に、都心地域は11月初めに満開を迎えるとの見込みを発表しています。
10月から11月にかけて韓国に来られる方は、「ソウル紅葉の道105選」で選ばれた場所に立ち寄ってみてはいかがでしょうか？ソウルで美しい紅葉風景を満喫してください。
