年末年始は一風変わった韓国映画を見てみては?日本国内上映中の韓国映画ご紹介
人気俳優イ・ミンホの最新作『青い海の伝説』では、チョン・ジヒョンが人魚役を演じているが、こちらは半魚人が主役。
ついに日本でも公開された『フィッシュマンの涙』では、個性派俳優のイ・グァンスが魚人間を熱演し、今の韓国社会をブラックユーモアで皮肉っている。
『フィッシュマンの涙』
©2015 CJ E&M, WOO SANG FILM
映画あらすじ
ごく平凡なフリーターのパク・グ(イ・グァンス)は製薬会社の臨床実験に参加し、謝礼をもらう予定だった。ところが翌朝、薬の副作用で“魚人間”に突然変異する。
パク・グは女友達ジン(パク・ボヨン)に助けを求めるが、彼女はネット上にその事実を投稿。世間は大騒ぎとなり、パク・グは一躍脚光を浴びる羽目に。
テレビ局の記者を目指すサンウォン(イ・チョニ)は正社員に昇格するため、パク・グの独占密着取材を行う。
製薬会社の実態を知った国民は激怒し、パク・グは社会に不満を募らせる若者たちのヒーローとなるが、その栄光は永くは続かなかった。パク・グの父親や人権派弁護士が製薬会社に闘いを挑むが、パク・グの魚化が進行し―。
→公式サイト http://fishman-movie.jp/
『フィッシュマンの涙』
(原題:『突然変異』)2015年/韓国/92分
12月17日(土)よりシネマート新宿、HTC渋谷ほか公開
本作同様、衝撃と混乱を招いている今の韓国社会。事実は小説よりも奇なり!?