夜間特別観覧に慶会楼開放など、今年も見逃せない古宮のイベントまとめ
気温が暖かくなり日が長くなり、散策が楽しい季節の到来です。
ソウルで歩きたい所といえば、4大古宮は外せませんよね。
春の近づきとともに、古宮でも色々な行事が始まります。旅行前にチェックして、是非、今しか参加できない古宮の特別行事に参加してみてください!
1.景福宮・昌慶宮の夜間特別観覧開催
文化財省によると、景福宮と昌慶宮の夜間特別観覧が今年4月から9月まで毎月3・4週目に2週間ずつ行われるとのこと。
最初の古宮夜間特別観覧は4月16日~27日まで10日間行われます。
夜間特別観覧の時間は午後7時~午後9時30分まで。
期間内には、景福宮内の国立古宮博物館も一緒に夜間運営されます。
古宮夜間特別観覧の1日の最大観覧人数は景福宮、昌慶宮ともに4500名まで。
外国人観光客の場合、当日窓口にてチケットを購入し、入場が可能です。
2.景福宮の慶会楼の特別開放
景福宮の中でも特に美しい景観を誇る、蓮池に浮かぶような形で建てられた高床式の建築物「慶会楼」の一般開放が、4月1日から10月30日まで7カ月間行われます。
慶会楼は、蓮池の中央に造成された2階建ての木造楼閣。
朝鮮時代、外国遣使の接待や功臣のために王様が宴会を開いた場所であり、干ばつがあると雨乞いをしたりと国家の行事にも使用された建物です。
特別観覧では、普段立ち入り禁止されている2階に上がることが出来、そこから東側に景福宮の全景を一目に収めることができます。また、西側には仁王山の風景が広がり、まるで一幅の山水画のような風景を満喫することが出来ます。
特別観覧は専門解説者の案内によって行われ、所要時間は約30~40分。
平日は午前10時、午後2時、午後4時の3回運営され、週末は、午前11時の回が追加され4回行われます。
1回の最大観覧人数は韓国人80名、外国人は20名に制限されています。
観覧は無料ですが、事前予約は必須。
景福宮のサイトを通して、1名あたり最大10名まで予約が可能です。
慶会楼観覧予約はこちら→www.royalpalace.go.kr
予約に関するお問い合わせはこちら→ 02-3700-3904, 3905(日本語可能)
3.景福宮で国楽演奏会開催
景福宮では休館日の火曜日を除いて毎日、「春の日ののどかな趣き」というテーマで、古宮音楽会が開催中。
6月30日まで開催されるこの公演には、国楽室内楽グループ「ナビ(蝶)」、アコースティックアンサンブル「ジェビ(燕)」、創作国楽グループ「童話」が参加。
パンソリや宮中音楽などの伝統国楽と、ピアノの旋律などを活用したフュージョン音楽を聴くことが出来ます。
公演は午後3時30分から午後4時10分まで慈慶殿の仮設舞台にて開催されます。
景福宮の観覧客なら誰でも無料で観覧できます。