現在も伝統文化が活きてる村
智異山の麓、海抜800mの山の中にある村 「青鶴洞 / チョハクトン」
青色の羽根を持つ鶴がいるという意味でつけられています。
この村は今も伝統の生活様式を大事に守っている村で知られています。
約20年前まで電気も通ってなく、いまも村の生活は韓服を着て農業をする
という生活様式が残され、村のなかには多くの書堂(ソダン)、日本でいう
寺子屋が多くあります。
そこで子供達は武術や漢字、儒教を学ぶそうです。特に儒教の授業は年上の人に感謝し、両親に感謝するということを
大切に教えられているそうです。今でも髷を結い、髭を伸ばした先生が教えています。
(書堂はとても厳しく、韓国時代劇ドラマで出てくるような鞭で叩かれて叱られるようです。。。)
現在は儒教の教えも薄れてきて、釜山など都会に住む子供達に教えようと1日コース、1泊2日のコース、
1週間の体験授業も行われています。
この授業は都心の親達に人気のようで、薄れゆく儒教の心を教えようと進んで学習させるようです。
また村の位置は国になにがおこっても全く被害を受けないという明堂跡10か所(風水説で良いとされている土地)の
ひとつになっています。
役立つ情報
村の収入源になる観光バスの受け入れや、お土産売り、書堂では体験研修などもされています。