1909年セランゴール州のサルタンによって造られたイスラム寺院
マスジット・ジャメは中クアラルンプール市内では最古のイスラム寺院で、クラン川とゴンバック川の合流地点に位置する。ちなみに、このクラン川とゴンバック川は「泥の交わる地点」を意味するクアラルンプールの語源となっている。
1909年にイギリス人建築家によって建設され、2年の歳月をかけ完成した。白い玉ねぎ型のドームが、椰子の木に囲まれアラビアン様式のマレーシア寺院である。壁は素焼きレンガ、床は大理石、アーチのある柱廊など、マレーシアの寺院の中でも美しさでは一・二を争うほどとのこと。
礼拝堂以外は無料で見学可能。マスジッド・ジャメ駅からすぐとアクセスもよい。マスジット・ジャメは国立モスク礼拝堂以外は見学可能だが、決められた時間内でという条件がつく。マスジッド・ジャメを見学する際は、肌の露出の多い服装はNGなので、注意が必要。女性はガウンとスカーフを借りてというスタイルになる。1957年英国国旗が降ろされ、マレーシア国旗が掲揚されたムルデカ・スクエア(独立広場)にある。クアラルンプールで欠かせない観光地の一つだ。夜はライトアップされた建物も素晴らしく、クアラルンプールの発祥の地としても、ぜひ足を運んでおきたいスポットである。
マスジット・ジャメの楽しみ方
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