オタオタ(Otak-Otak)とはマレー語で「脳」という意味。でも、こちらの料理は「脳の料理」というわけではありません。
オタオタとは、魚のすり身を唐辛子や香辛料で味付けし、バナナかパンダンかココナッツの葉で包んで、炭火で焼いた一品です。癖が無く食べやすいマレー料理。
オタオタには、魚のすり身だけでなく、かにやえびの身を使ったものもあり、地域によって味が異なります。
食べてみると、少しピリ辛の「かまぼこ」のような食感でビールなどにもよく合います。
ジョホール州では、ムアー(Muar)という町のオタオタが有名です。