仁治2(1241)年を起源とする国指定重要無形民俗文化財
700年以上の歴史を持つ博多のお祭り「博多祗園山笠」をご紹介します。
毎年7月1日から15日にかけて開催されており、博多区にある櫛田神社に祭られている日本神話に登場する神「素戔嗚尊(スサノオ)」に対して奉納される博多を代表する祭りのひとつです。
博多祗園山笠は男性のみで行われる祭りで、今も伝統的に受け継がれています。
見た目にも美しい「飾り山」は10メートル前後の高さがあり、山笠の開催期間中に櫛田神社をはじめ14か所で公開されています。博多の地元っ子のみならず、県外や海外の旅行者にも人気のある祭りです。
山笠を集団で動かす際の掛け声「オイッサ!オイッサ!」は環境省が選定した「残したい日本の音風景100選」に選ばれています。
他情報
環境省選定「残したい日本の音風景100選」
平成8年に始まった環境省の取り組みで、様々な専門家によって選定された全国各地の音のシンボルがあります。
博多祗園山笠の「オイッサ!オイッサ!」という音が選定されています。