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住所:
東京都台東区上野3-20-2 水野ビル B1F
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電話:
03-5818-6564
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営業時間:
[平日] 11:15~15:00(LO 14:30) 17:00~23:00(LO 22:00) [土日祝] 11:30~15:00(LO 14:30) 17:00~22:00(LO 21:00)
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定休日:
無休
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カード:
可
- ホームページ: http://andhra-kitchen.com/
今まで味わったことのないインド料理が味わえるお店。
御徒町で昼御飯。インド料理を食べる事にしたんだ。今まではただ漠然と、インドカレーとしてカレー、ライス時にはナンを食べていた。この繰り返しだと私の中ではこれらがインド料理だという事になってしまう。もっとインド料理を知りたいなという欲求が突如わいてきた。御徒町周辺で南インドのミールズを食べられる店を見つけたので、お勉強も予て食べてみる事にした。店は「アーンドラ・キッチン」メニュー帳の解説によると、南インドのアーンドラ地方の料理を中心に提供している店だそうだ。先ずミールズとはなんぞやという事から勉強しなければならなかった。ミールズは南インドの料理を数種類をセットにした料理。懐石料理やコース料理のような特別料理ではなくて、普段着の料理のセット。日本なら、ご飯、味噌汁、お新香、サバ味噌の青菜添え、里芋とゴボウの煮物の小鉢、茶碗蒸し、デザートのキウイ。みたいなちょっと豪華な定食の位置づけ。えっ普通だって?私には十分豪華な定食です。北インドでは、ターリーが該当する。とまぁ私の理解ではこんなところだ。そのミールズ1290円を注文した。どういった料理で構成されているか。本日のカレー2種、ポリヤル(炒めもの)、サンバル(豆のスープ)、ラッサム(辛酸っぱいスープ)、ピックル。これらのおかず達に、ライス、チャパティ、パパドというご飯・パンもの。それからドリンクで自家製ラッシーというのがこの店のミールズだ。運ばれてきた。料理はワンプレートに収まっていた。店によってはバナナの葉に乗せるところもあるそうだ。丸プレートにいくつものカトリ(金属製小鉢)があり、様々なインドのおかずが入っている。どのカトリのおかずから食べるか。食べるカトリを選ぶ事を、インドランチ業界では、カトリ選考という。。。かもしれない。右端のカトリから紹介しよう。本日のカレーの中から、チキンとほうれん草。基本は中辛だが、辛口にしてもらった。結構辛かった。ザグチキンでもお馴染みの相性のよい具達。私の好きなカレーの一つでもある。その左上がもう一つの本日のカレーから選んだ、茄子とじゃがいものカレー。これは辛くない。スパイシーな野菜シチューだな。中央上部にあるのが、いろいろ野菜のポリヤル。野菜の炒めものだ。シャキシャキ感のある炒め方で、味付けは塩は殆ど無し。バターの風味がするあっさり味の美味しい一品。その左が茶色いスープのラッサム。辛さは感じなかったが、結構酸っぱいスープだった。その左下が、豆のスープサンバル。薄味で素材の甘さが伝わってきた。その下、プレートに直に置かれている、黒っぽいものがピックル。佃煮とか、お新香にちかいものだ。この日のピックルは、ハイビスカス。ライスに付けて食べた。味は、葉唐辛子の佃煮をちょっと酸っぱくした感じ。インドのハイビスカスも酸っぱかった(笑)これは旨い。私の一番のお気に入りだった。日本人に合う味。ご飯が何杯でも食べられそうだ。中央のヒラヒラがご飯・パンもの。円形でエビせんのようなパリパリのパパド。エビせんじゃなくて、豆せんだそうだ。その下にはチャパティ。パパドを帽子のように被っているのがライス。ジャポニカ米だ。夜と休日ランチはインディカ米で提供するそうだ。チャパティはナンのように発酵させてないので、ふっくらはしてない。薄っぺらなホットケーキ。甘くないクレープ生地のようだ。発酵の手間が要らないし、竈ではなくフライパンで簡単に料理できるので、多くの家庭で食べる一般的なパン料理だそうだ。ライスはお代わり自由だったが、チャパティも食べたので、量的には一杯で丁度よかった。最後はラッシーで人心地ついた。甘、酸、辛、素、初めての味、料理もあったが、どれも美味しかった。野菜中心で油少なめ、あっさり系の料理だった。南インド料理は、私に合うかもしれないな。御馳走さまでした。アッチャーター店の奥のテーブル席で、手食をしている男性がいた。私も挑戦してみたいが、なかなか勇気がでない。
役立つ情報
完全禁煙
アーンドラ・キッチンのオススメメニュー
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