台湾の留学
■台湾への留学
台湾で公用語として使用されている言語は、「中国語」と同じ言葉。近年は台湾と中国大陸での通商や交通が盛んになったことから、台湾と中国での「中国語」の差がなくなっている。
中国に比べ、日本から距離的に近く、また文化・生活的にも日本と近い点が多くなじみやすい為、中国語を学びに台湾に留学する人が増えている。
海外での生活のなかで、やはりメールやSNSなどネットを利用して日本にいる家族や友人と連絡を取ることが多いが、アクセス制限が多くかけられている中国とは違い、ネットが発達していて制限も無い台湾なら不自由なことはないだろう。
*台湾語学留学準備大体の流れ
7ヶ月前 | 台湾留学情報収集(予算・期間・目標レベルの決定) |
6ヶ月前 | 学校選び(英語・タイ語) |
3~1ヶ月前 | 入学準備(学校へ申し込み&授業料納付) |
入学許可連絡(ビザ申請) | |
航空券の予約 | |
1ヶ月前 | 必要手続き(海外転出届け、国民年金・国民健康保険など) |
家探し(ネット検索、情報収集) | |
2週間前 | 荷造り準備(電圧プラグなど) |
1週間前 | 生活費準備(トラベラースチェック、カードなど) |
3日前 | 友人に挨拶 |
当日 | 渡航 |
*語学学校
学校名 | 勉強対象言語 | 留学期間 | 備考 |
台湾師範大学 |
中国語 | 年に4学期(3月、6月、9月、12月)+夏期コース | 中国語学校としては世界一の規模を誇る。他校に較べ締め切りが早い。願書は2〜3ヶ月前に出す。 |
淡江大学 |
中国語 | 毎月第1週 新学期開講 | 毎月第1週に新学期が開講していて、授業料も比較的安い |
台湾大学 |
中国語 | 年に4学期(3月、6月、9月、12月)、学期毎に入学可能。 | 台湾の最高学府。学費は高いですが、授業のレベルや教師の質は高く、厳しいのも特徴。 |
中国文化大学 |
中国語 | 毎月1回 新学期開講 | HSK対策講座なども開講されている私立の文化大学所属の語学スクール。 |
輔仁大学 |
中国語 | 年に3学期(3月、6月、12月)+夏期コース(7月) |
カトリック系の名門私立大学。 台北市からは少し離れた台北県新荘市にある。 |
政治大学 |
中国語 | 年に4学期(3月、6月、9月、12月) | 生徒数が少なめで、教師比率が高いのが特色。 |
国語日報 |
中国語 | 毎月1日開講 | 大学の語学センターと異なり、民間語学学校のため、提出書類や手続きが簡単なのが最大の特徴。 |
TLI |
中国語 英語 台湾語 |
1日1時限から受講可能。 | プライベート(マンツーマン)レッスン主体。土日も開校してるため、大学の語言中心に通いながら補習的に受講する学生も多くいる。 |
漢網学院 |
中国語 | 1日1時限から受講可能。 | インターネットを利用したオンライン講座や、台湾駐在のビジネスマン向けの講座なども開講している。 |
*グループレッスンとマンツーマンレッスン
長所 | 短所 | |
グループレッスン |
・友達が出来る ・安い ・会話が広がる ・リスニングが伸びる |
・会話量が少ない ・自分のスペースで勉強できない ・日程が決まっている ・中国語での授業 |
マンツーマンレッスン |
・会話が伸びる ・自分のペースで勉強できる ・日程も自由に調整できる ・日本語で教えてくれる |
・授業料が高い ・先生との相性 ・友達が出来にくい ・リスニング成長が伸びにくい |