ソーイェル鉄道

ソーイェルテツドウ

Ferrocarril de Sóller

1912年の開通当時からの木造車両がそのまま現役で走ってます!

マヨルカ島ではレトロな木造列車に乗って、1DAYトリップを楽しんでみました。パルマ駅から電車にのってまずはソーイェルという町へ。夏の観光シーズンで混雑してましたが、10時ぐらいの便に予約なしで乗れました。チケットは駅窓口で買えますが窓口が3つくらいしかないのに人であふれてます。出発時間より余裕をもって早めに行くに越したことはないですね。パルマ~ソーイェル間は1日7往復片道€10、往復€17です。街を抜けると郊外の工場地帯、そこを抜けるとこんな乾燥した平原が広がります。これを抜けると今度はオリーブの畑、やがて山を越え、トンネルを抜けると今度はたわわに実ったレモン畑を抜けてソーイェルの街まで約1時間程度の列車の旅となります。のんびりゴトゴト揺られて移り変わる景色を見るだけでもなごみますよ。ちなみにこちらの列車、1912年の開通当時からの車両がそのまま現役で走ってます!木製車両ってのもなんだか雰囲気があっていいですよね。途中、バイヨールという町に停車し、その後はかなり山をのぼったところでソイェールの街を眼下にのぞみ、山々のパノラマを楽しめる展望台で10分ほど停車します。ここは写真タイムですね。ここを過ぎると、トンネルと果樹園、家などが増えてきてこじんまりとしたソーイェルへ到着。駅も素朴です。駅をおりたら、今度はトラムに乗り換えて、港町、ポルト・デ・ソーイェルを目指します。トラムは列車に接続しているのでそんなに待たずに乗れますよ。チケットは特に買う必要はなく、車内清算でOK。駅からトラム乗り場はすぐ近くです。目の前に観光案内所らしきものがありましたがパンフレットを置いているぐらいでした。不安な人はここで地図などもらっておくといいかもしれませんが、日本語版はありません。このトラム、進行方向に向かって左を陣取ってください!市民バスのような役割もしているようなので、最初はのどかな街中&住宅街を走っていきますが、やがて海が見えてきます。一気にリゾートモード突入です。はしゃいでいる間にポルト・デ・ソーイエル到着。ソーイェルからはわずか3キロ程度しか離れていないので所要時間は20分足らずだったかな~?こちらもおもちゃみたいな木製のレトロな作りの車両なので、可愛いです。

Creative Commons — 表示 - 非営利 - 改変禁止 2.1 日本 — CC BY-NC-ND 2.1
記事最終修正日時: 
2013.03.07 07:58
最終編集: 
chiechie 
※上記の内容は事情により変更される場合もございます。あらかじめご了承ください。