中国本土と目と鼻の先
台湾の離島で中国本土に最も近い島のひとつです。
海岸から北を見ると中国本土のアモイが肉眼で見れます。
従い、軍事上、非常に重要な拠点となっており、軍人が多く、基地及び帰途の跡がたくさんあります。観光地としても軍事拠点跡のトンネルや砲台の他、戦争記念館に戦車、軍艦、軍用機などの展示があります。この状況と相反して、町はとても素朴な感じで、工業化や都市化が進んでいる台湾本土とは異なるのんびりした風景が広がっています。もちろん、観光地化した歴史館や観光用の村もわるくありませんが、どちらかというと、町の風景や海岸沿いの風景がとてもよいです。
また、特徴的なので、人々の信仰を集めている風獅爺です。とてもユーモラスな背の高い獅子の像で、街あちらこちらにあります。金門島はとても強風が吹く島で、この強風を納めて欲しいと願い、想像されたようです。とてもカラフルな像から削りだしの大きな像まで、さまざまな物があります。郵便ポストも特徴的です。赤くて正面に「金門」のい漢字があしらわれており、とても面白いです。金門島は台湾でも人気の観光地で、台北からの飛行機は結構、埋まっており、どうしても行きたい人は、予約をお勧めします。
■基本情報■
面積:153㎢ ※沖縄県、宮古島とほぼ同じ大きさ
特産品:包丁、貢糖、高粱酒