空港から台北市内へのアクセス方法をまとめました!!
日本から台北行きの飛行機に乗車する際、ほとんどの場合が台湾桃園国際空港に到着します。移動方法としては、4社で運行している空港バスの利用か、タクシーが便利です。
ただし、空港バスは中国語がわからないと途中下車はかなり困難!
事前に確認して、快適な台湾旅行をお楽しみください。
■台湾桃園国際空港から市内へ
*空港バス
空港バスは4社が営業しており、市内までの所要時間は約1時間。運行間隔は15~30分程度。
メリットは運行間隔が短くさまざまなルートがある。バスの側面にスーツケースを入れるスペースがある。
デメリットは車内アナウンスがほとんどないため、初心者には難しい。台北駅など終点まで行ってタクシーに乗るとわかりやすい。
関連ノート:桃園国際機場バスターミナル
〈運行しているバス会社〉
・國光(グオグァン)客運
行き先:台北車站及び松山機場(空港)
料金:125元
・長栄(チャンロン)巴士
行き先:松江新村
料金:135元
・飛狗(フェイゴウ)巴士
行き先:松山機場(空港)
料金:140元
・大有(ダーヨウ)巴士
行き先:台北車站及び君悦飯店(ハイアット)
料金:90元/145元
*タクシー
台湾のタクシーは国の厳しい審査を通過した運転手が営業許可を得るため、利用しやすい交通手段。
メリットは高速道路を利用して、目的地まで早く行ける。(約45分~1時間程度)
デメリットは市内まで約1,500元かかるため割高。
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■ユートラベルノート会員様の体験談◆
台北市外から桃園国際空港ってけっこう遠いからタクシーなら数千円はかかるはず。もったいない。桃園国際空港の場合、空港と市街を結ぶ鉄道網もない。とな ると?バスということになる。このバス利用っていうのが簡単ではない。強調しておきたいことは、桃園空港からのバス利用には事前の準備が重要ということ だ。まず、空港〜市街を結ぶバスを運行するバス会社が4つある。その4社が、それぞれコースも終点も異なる路線をバラバラに持ってる。所要時間も料金も4 社で差があるし、コースが違う以上、台北市内の途中の停留所も4社バラバラだ。うーむ…けっこう複雑ではないか。ちなみに、その4つのバス会社というのは コレ。①國光客運②長榮巳士③大有巳士④飛狗巳士。この4社、路線も料金もちょっとずつ異なる以上、乗車券も当然それぞれ異なり、キップ売場もまたそれぞ れ異なる。共通券なんてナマやさしいものは存在しないのだ。もちろん、どのバスに乗っても最終的には台北市街のドッカには行けるけど、普通の旅行者なら 「ホテルに一番近い終点(もしくは途中のバス停)の路線」を利用したいと考える。従って、事前にネット等でどの会社のどの路線に乗るか、十分確認しておか なければならない。私の場合は国光客運の台北車站行きに乗り、途中の「国賓大飯店」停留所で降りればホテルはすぐソコ。これ以外のバス会社・路線をチョイ スすることはあり得ないから、国光客運のカウンターでキップを買った。140元(約420円)だったかなぁ?空港のバス会社別キップ売場はこんな感じで4 社のカウンターが並んでいる。ココは4社それぞれが15〜30分くらいの間隔でひっきりなしに運行してるから、日本の空港リムジンバスと違って、キップで は「何時何分のバス」っていう風には指定されない。「キップを買って、そのバス会社の次に来たバスに乗る」ということになる。こんな感じで国光客運のブー スが出てたから、とりあえず漢字を読める日本人なら違うバスに乗り間違える心配は極めて少ないだろうな。というわけで、国光客運のキップを買い、専用乗り 場の列の最後に並ぶ。国光客運の台北車站行きだと、空港から国賓大飯店前までは50分くらい。だが、乗っちまえばもう安心かというと、そんなことはない。 降りなきゃいかん。イ課長みたいに終点ではなく途中のバス停で降りようとすると、これがまた簡単じゃない。「次はドコ停留所」なんて表示はなく、停留所名 を運転手サンがボソッと現地語で言うだけなのだ。わっかんねーよそんなの!!国賓大飯店って中国語で「グオビンダーファンディエン」とかナンとか言うらし いんだけど、いきなりボソッと中国語で言われたって「ほわにゃーみゃー」くらいにしか聞こえない。つうか、運転手さんの言うバス停はぜーんぶ「ほわにゃー みゃー」としか聞こえないというべきか(笑)。途中のバス停で降りるなら「自分が降りるのは何番目のバス停か」を十分アタマに入れておきましょう。アナウ ンスを聞き取って判断するのは不可能に近い。降りる際にも事前の準備が重要ってわけだ。降りる時はブザーを押せばいい。これは日本と同じ。ところが私は今 回ココで迷った。STOPと書いてあるブザーボタンがやけに小さいんだよね。「ボタンがこんなに小さいってことは、コレ…ひょっとして緊急停車ボタン?だ とすると、“次、停車してくれボタン”は別にあるのか?」などと考えてるうちに国賓大飯店が近づいてきた。しょうがないから隣の台湾ニイチャンに「これ押 すの?」ってジェスチャーで聞いたら彼が親切に押してくれた。そうか、やっぱりこの小さなボタンで良かったんだ。彼に礼を言って、荷物を抱えてバスを降り た。
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■ユートラベルノート会員様の体験談◆
タクシーについても後部座席シートベルト着用義務があるが、タクシーでは着用を呼びかけるステッカーを貼ることで告知義務を果たしていることから、違反し た乗客が罰金の対象となる。暗いけどしっかり反射するようなステッカーが貼られている2012年2月1日からの施行で、取り締まりも実施しているとのこ と。日本と比べ、意外な事実とは 写真の4,500元っていうのは高速道路を走行中にシートベルトしなかった場合の最高罰金額。「安全帯」はシートベルト の中国語。「繋」は締める、「妥」は「ちゃんと」と言う意味。一般道路での違反の罰金1,500元 運転手に課せられるが、タクシー等の営業車は乗客への 告知義務がある。後部座席のシートベルトの着用率が進めば、事故等の衝突で致死率が低くなっている事は分かるが。近距離でシートベルトを付ける手間を敬遠 するあまり、後部座席がある車が少なくなるのでは・・・日本の場合だが後部座席についてもシートベルトの着用が2008年から義務付けられている。これに ついては、高速自動車国道や自動車専用道路に限って適用され、違反者に対して行政処分として1点減点のペナルティが科されることになるが、反則金はない。 ‐まとめ日本と比べたとえ一般道でも着用義務があり、反則金も高額。極めて厳しい法律になったとは言え、自身を守る安全意識の向上がそぐわないと政府が国 民に対していの嫌がらせとしか捕えかねない。台湾でタクシーに乗り込んだら、まずシートベルトを着用しよう。運転手は声をかけてくれない場合もある。
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