アーチ型の橋の上に登れる新しい観光スポット
今回は今まで行った事の無い「盧浦大橋」の橋の上に登る事にする。浦東の輪渡駅(フェリー乗り場)から黄浦江を横断し、浦西へ行く。人間の渡し賃は5角。渡し舟はバイクや自転車が多く、生活の交通機関として上海では使用されている。黄浦江から南浦大橋を眺めると、遠くに万博の中国館が霞んで見える。フェリー乗り場、右側の窓口で5角を払う。対岸からフェリーがやってきた。南浦大橋の向こう側に万博中国館がみえた。
浦西側に着いてタクシーに乗って行き先を告げるが、タクシーの運転手は「盧浦大橋」の上に登れる事を知らないので説明に苦労する。橋の観光の入場料は38元。エレベーターで「盧浦大橋」に上がると、万博のマスコットの海宝(HAIBAO)が迎えてくれる。橋のアーチ架橋にそって階段がある。この階段けっこうしんどい。300段の階段に挑戦ところで、橋には「盧浦大橋」と繁体字で書かれているが、中国での正式な字は簡体字のはず。なぜ簡体字を使わないのだろう?不思議だ。
階段は途中から息が切れてくるが、天気が良ければ橋の上からの景色は絶景。今日は中国特有のスモッグで遠くが見えないのが難点だが、万博会場は何とか見える。そして、警備のスタッフからあれが日本館だと教えてもらう。いや、正確には、こちらから質問しなくても、相手が寄ってきて日本人だと分かると万博会場を指して方向を案内してくれた。展望台(高さ110m)から万博会場を眺めてみる。赤い建物が中国館演芸中心(Performance Art Center)と日本館(ピンクの建物が日本館)。黄浦江には多くの船が行き来していた。
入手したパンフレットには下記の記述があった。“上海「盧浦大橋」は、現在世界一の径間を持つ鉄骨構造のアーチ型の橋。「盧浦大橋」は、オーストラリアのシドニー海湾大橋のように観光スポットとしても楽しんでいただける。“世界一のアーチ” 「盧浦大橋」では、南浦大橋、楊浦大橋などと違い、展望スペースが巨大な弓のようなアーチのトップに設置されており、浦江の美しい景色を一望できる。またアーチリブの“斜面”は、景色を楽しむ事ができる300数段の階段となっている。高速観光エレベーターはアーチリブのトップ、展望スペースまで運行。バスケットコート大の展望スペースから一望できる美しい景色をどうそ。また「盧浦大橋」は2010年に上海で開催される世界博覧会の所在地の中心に位置しているので、世界博覧会の開催会場を一望できる絶好の場所になっている”
階段を下る時、浦西側の景色が眺められた。
他情報
住所(日本語) :上海市上海盧灣區魯班路909号
住所(現地語) :
電話番号 :800-620-0888
営業時間:10:00-16:00
休日:
ホームページ :http://www.shanghaiclimb.com
料金:68元
アクセス:・地下鉄4号線「魯班路駅」下車。