そこはもう完全な森の中・・車の音も聞こえず熱帯雨林の中の湖
マックリッチー貯水池(MacRitchieReservoir)。国土が狭いシンガポールは、水をマレーシアからパイプラインを引いて輸入するが、水の安全保障という観点で水の自給政策を進めていて、国内にいくつもの貯水池が作られている。マックリッチー貯水池は、その一つで、シンガポールの中央よりやや南寄りにあって、比較的中心街から近いのと、遊歩道が整備されているらしい。
繁華街のオーチャード(Orchard) 駅から3つ目のトア・パヨ(ToaPayoh)駅でバスに乗り換え、約15分くらい。バスを降りたら車道をそれ、森の中へ入っていく。5分ほど歩くと貯水池に出るが、そこはもう完全な森の中。車の音も聞こえず、熱帯雨林の中に湖が横たわっているといった感じ。そして、貯水池の水辺に沿って、きれいに木道が整備されていて、こういうところはさすがシンガポール。貯水池に出たら、あとはひたすら歩くだけ。とんぼがいたり、魚が泳いでいたりと、暑い中でものどかな風景が続く。シンガポールの中でもマイナーな場所なのか、日曜の午後にも関わらず、人もほとんどいない。木道は、距離にして2kmくらい。木道が途切れて尚も歩いていくと、整備された公園が見えてくる。本当はここが正面玄関のよう。この貯水池、猿を見た以外に特に変わったことはないが、自然に包まれたような感じになれるので、無心で歩くには良い場所。
マックリッチ貯水池の楽しみ方
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