台湾で桜エビ、黒鮪と言えば東港
台湾で黒鮪と言えば南台湾の重要な漁港の一つ東港である。港は屏東にあり、高雄から近いのだが高速道路が湾曲して遠回りしているので距離の割に時間がかかる。東港周辺地図やがて港町を通り、港に着いた。もう昼近いこともあり、競りは終わっていた。
市場は日本の地方市場とほぼ同じ造りでかなり清潔に保たれている。奥に進むと場内の売店が並ぶ。やはり黒鮪を中心に刺身を売りにする店が多い。見たことも無い日本の専門家が試食している写真が飾られ「日本の有名教授も絶賛」と書かれていたのには驚いた。ちなみに添えられた大学の名刺は手書き・・・。
勿論、マグロ以外の魚も豊富に揃う。旗魚(カジキ)のすり身揚げを扱う店ですり身揚げを購入10元(約33円)だった。残念だが、香辛料の味が強すぎて素材のカジキの味がさっぱりわからなかった。勿体ない。台湾南部の名産と言えば「カラスミ」である。特価品が双腹163元(約540円)で出ていたので買ってみた。
東港は桜エビでも有名で、世界で日本とここしかとれなと言われている。シーズンは11月から6月。