対岸の中国が見える望遠台
馬山観測所は、大金門の北のはずれ。ここから対岸(人民共和国)まで2100メートルしかないという位置。馬山観測所には、双眼鏡がありそこから対岸の様子が見られるようになっている。
馬山観測所の入口の門番は多分本土から兵役でやってきた「阿兵哥」(軍人さん)。激戦地を感じさせる観測所入り口。この入口を上っていくとトンネルがあり、さらに歩いて行くと馬山観測所に到達する。中は生あったかかった。望遠鏡をのぞくと大陸が見えた。どうして大陸だと分かったかと言うと簡体字が書いてあったから。「军事禁航区」と蒋介石の写真なども飾ってあった。
今は観光用に一般公開されている場所ではあるが、以前はここが最前線の激戦区であったのだ。望遠鏡から見える対岸のあまりの近さに驚くほど。
馬山観測所の楽しみ方
編集履歴・入場料無料