景福宮&水原華城+民俗村ツアーのツアー紹介
1. 景福宮
景福宮(キョンボックン)はソウルの五大宮の一つで、 朝鮮王朝(1392-1910の正宮として600年の歴史があります。 この宮は朝鮮の創始者である「太祖・李成桂(在位1392-1398)」が 高麗の首都を移転した際、新しい王朝の宮殿として1395年に建てられたもの。 ソウルの北にあるので「北闕」とも呼ばれています。 景福宮は15万坪に達する広い敷地に長方形に作られ、南側には正門である光化門、東側には建春門、西側には迎秋門、北側には神武門があります。 宮内には勤政殿をはじめ、交泰殿、慈慶殿、慶会楼、香遠亭などの殿閣があります。 景福宮の正殿である勤政殿は公式的な儀式を行い、官僚たちの朝礼が行われていたところです。
2.水原華城
18世紀末に朝鮮王朝 第22代国王・正祖が老論派の陰謀により非命に倒れた父(荘献世子)の墓を、楊州から水原の顕隆園(隆陵)に移し、その周囲に城壁や塔、楼閣や城門を築いて防護を固めました。これが華城です。当時の朝鮮の城塞建設技術の粋を集め、そこに西洋の技術をも合わせたのは、設計を行った朝鮮後期の実学者・丁若鏞の功績でありました。華城建築には、1794年より1796年まで2年を越える月日と37万人の労力が投入されました。華城は老論を排除し実学を重視した正祖の理想都市であり、一時は華城への遷都も検討されたが、華城完成直後に正祖が死亡したため遷都は見送られました。
城壁の長さは、5kmを越え、中国から西洋築城技術を輸入し、東洋と西洋の技術を融合させています。城郭の築造に石材とレンガが併用されている点が特徴的であります。
韓国戦争の際に一部が破損するが、1975年から5年間を掛けて「華城城役儀軌」という築城記録をもとに修復・復元工事が行われました。現在、城郭内部は市街地化しています。築城時に48あった建物のうち、41ヶ所が残っています。
1997年、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。
3. 韓国民俗村
韓国民俗村は国内外の観光客のための露天博物館兼国際観光地として、1974年10月にオ‐プンしました。 他の地方にももっと実際に近い伝統民俗村があるが、ソウルに近いというこたからここがよく知れてい ます。韓国民俗村では、韓国文化遺産の故郷から数多くのものを集め置いて、次の世代のために保存しています。 伝統の市場道は、各地方の伝統食に異国的な風味を加え、たくさんの店で伝統の手工芸品やお土産などを販売しているが、大半はここで直接作られます。
農楽隊、綱渡り公演が公演場で毎日2回行われます。 春、夏、秋の週末と休みには結婚、葬式、祭祀、還暦の祝などの各種の行事が再現されます。
240エ‐カ‐以上の広い自然環境の中にこしらえた韓国民俗村には、朝鮮時代の後期を連想させる260軒あまりの伝統家屋と各地方の各種の家財道具があって、観光客にまるで タイムマシ‐ンに乗って昔に戻ったように感じさせます。すべての施設は過ぎ去った時代の食べ物、衣服、住居の形について、観光客が理解しやすいように再現、再設定されている。 20ヶ所の店では、各分野の職人たちが焼き物、かめ、竹細具、紙作りなどの作業の様子を現場で直接見られます。
韓国の過去の世代の慣習と生活様式がそっくりそのまま保たれている韓国民俗村で、朝鮮時代風に味つけした 様々な生活様式を味わうことができます。