窓がカメラの絞りのよう!
アラブ世界研究所は、パリの5区にあるアラブ文化の研究および展示をしているところ。アラブ世界研究所、まず壁がすごい。アラブっぽい幾何学模様風のこの壁は、一つ一つアルミ製のカメラの絞りのようになっていて、なんと閉まったり開いたりするのだ。これはアラブ世界の文化を代表する幾何学(アラベスク)模様を表したもので、同時にこれで採光のバランスを取っている。
今回の訪問時にも突然がしゃっと動き始めて穴が閉じるのを見ることができた。
これは誰かが意図的に動かしているのか、或いは日の強さに反応して自動的に動いているのか、なぞは残るがなかなか素敵。
これをデザインしたのはJean Nouvel というフランス人だそう。調べてみると、電通本社ビルも彼の作品。
じつはこのアラブ世界研究所はセーヌ川のほとりに建てられていて、屋上が隠れた人気スポットなんだそう。アラブ世界研究所から見下ろすパリの風景は最高、と良く紹介されてもいる。レストランもあって食事やお茶もできますが、展望だけでもOK。
アラブ研究所の楽しみ方
ここの楽しみ方を紹介してください。