驚きの賢さと器用さ
チェンマイの郊外にある「メーサーエレファントキャンプ」。広い敷地内には何十頭の象が訓練を受けているという。園内に入ると、さっそく象がたくさん見える。近くではエサのバナナとさとうきびを売るおばちゃんが、なぜかものすごい必死の形相で呼び込んでいる。とりあえず一つ購入し、象がいるエリアへと向かう。象を間近に見るとかなり大きいので、圧倒される。なかなか近くに寄れないので、象は必死に鼻を伸ばしてえさを欲しがっている。象の鼻をこんなに間近に見る機会もない。ものすごい勢いで、鼻息が顔に当たる。象が水浴びをする様子を見た後は、いよいよ象の訓練の成果であるショーが始まる。象使いの乗った象が入場してきて、サッカーをしたり、絵を描いたりする。また象が働いていた頃の材木を運ぶ作業風景を再現したりする。絵を描き終わった後は、自分で絵の具セットを持ち帰ることまでする芸達者ぶり。象のパワーと賢さと器用さに驚かされる。象使いともの息もピッタリで、まるで象が自分でサッカーをしているかのように見えてしまうのだ。最後は鼻に握手をしてお別れ。約1時間のショーは面白くて、見ごたえたっぷり。ちなみにショーは8:00と9:40の1日2回となっていて、ハイシーズンには13:30の公演もあるという。タイらしく象と触れ合ってみるのもオススメである。
メーサーエレファントキャンプのコース紹介や利用方法
ここのコース紹介や利用方法を紹介してください。
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