ベトナムの伝統
縦に長い国土のため、北と南で文化や芸術も異なる。
*芸術
名称 | 特徴 |
ハット・チェオ |
民衆歌劇のひとつで、祭りの際などに即興の舞台で上演されていたもの。 今では劇団を持ちハノイなどで上演している。 |
ドンホー版画 | ドンホー村で制作された版画で、多彩な色を使用した木版画。正月の飾りとして人気。 |
*美術
漆画 |
ベトナム北部でドンソン文化時代から歴史のある、漆を使い絵画を仕上げていく画法。 西洋文化がミックスした技法で、ベトナムだけの絵画表現と言われている。 |
絹絵 | 水墨画や近代絵画などの技法で、絹織物の上に女性の肖像を描いたもの。 |
*音楽-
ジャンル | 特徴 |
ニャック・チェー | ベトナムのポピュラー音楽で、主に若者を中心に人気。 |
ニャック・クェ・フン | 故郷音楽で、独特のテンポがありゆっくりとした音楽が多い。 |
ザンカ | ベトナムの民謡 |
*衣装 正装として着用するベトナムの民族衣装は「アオザイ」と呼ばれる。南部では「アオヤイ」と発音する。 身体に密着したデザインのため、オーダーメイドが基本。そのため、観光客の購入は日数を要するため難しいこともある。 また、アオザイは一部の学校や航空会社で制服として採用されている。 |