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儒教の聖賢を慰める釈尊大祭

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3月16日成均館大学・大成殿にて春季釈尊大祭行われる

今日10時、成均館大学の大成殿にて、春期釈尊大祭が行われました。

釈尊大祭が行われる成均館大学は、1000年以上も前、高麗時代より続く世界最古の国立大学。

儒教を教育理念とし、韓国の歴史上に数多の人材を育成してきました。

 

釈尊大祭とは?

釈尊大祭は、孔子をはじめとする儒教の聖人・賢人を祭る儀式のこと。
聖賢の恩徳に感謝を表し、儒教思想の発展のため更なる献身を誓う儀として、毎年春と秋に成均館大学ならび全国234箇所で同時に行われています。
 

韓国での釈尊大祭の歴史は1600余年前に遡ります。今なお世界で唯一完全な形で保存していることから、1986年に国家の重要無形文化財に指定されました。

 

成均館内にある大成殿は、孔子の位牌を収めるために朝鮮時代(1398年)に建立されました。

ここで、孔子、曾子、孟子などの五聖および、孔門十哲などの聖賢を祭る儀式が厳粛に執り行われます。

 

式典の最中には、文廟祭礼楽、八佾舞という伝統国楽、舞踊が盛大に行われます。

芸術価値が高く、世界的にも唯一原型を保存している釈尊大祭として国の重要な祭祀として位置付けられています。
 

春と秋に見られる釈尊大祭

釈尊大祭は、韓国社会の思想に根付く儒教の聖賢を尊ぶ大変意義深い儀式です。

韓国の文化や歴史に興味がある方は機会があれば是非見に行ってみてください。

※入場観覧無料

しばらくお待ちください


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