新世界免税店が名人名匠の工芸品館「ハンス」をMESAビルにオープン!
新世界免税店と文化財省国立無形遺産院が、韓国の伝統文化を広めるべく、1年間かけて準備をしてきた無形文化財伝承工芸品名人名匠館「ハンス」を7日に開館しました。
名人名匠館「ハンス」は、新世界免税店(本店)の近隣ビル「MESAビル」地下1階にあります。
韓国固有の美しい工芸品を見て体験できる名人名匠伝統工芸品館
「ハンス」は、韓国の匠人の手を意味する「韓手」と、韓国の秀逸な作品を意味する「韓秀」を合わせて表現した言葉で、匠人の技を次世代の若者たちに伝授するという意味を持っています。
また、「ハンス」に展示されている作品は、既成概念にとらわれず、伝統と現代、未来が共存する新しい感覚の伝統工芸品を展示しているのが特徴です。
「ハンス」を訪れれば、国家無形文化財指定保有者15名、工芸家75名、国家無形文化財と現代工芸家53名のコラボ作品を館内で直接見て、体験することができ、購入も可能です。
ハンスの空間は大きく3つに構成「住居」「ブランド館」「アーカイブ」
「家の中の家」展示館は、韓国伝統家屋の「内房(アンバン)、舎廊房(サランバン)、焼厨房(ソジュバン)、丹粧室(ダンジャンシル)」の構造になぞらえて、無形文化財と現代工芸家のコラボ作品が展示されており、伝統と現代の融合を再現してあります。
「ブランド展示館」は、地域工芸と工芸商品が展示・販売される空間。
「アーカイビングゾーン」は、名人名匠の作品のみならず、作業道具や未完成作などを「記録保存」する場所として展示されています。
これ以外にも、特別展示では、無形文化財の作品を活用したリュ・ジェハ作家の韓国美ディア(メディア×美)アートや、日常生活の中に隠れた伝統工芸を探す「日常の工芸習慣」が展示される予定です。
グランドオープンは12月15日!入場料無料、毎日11時~18時観覧可能
名人名匠「ハンス」の一般公開は12月15日からになります。入場料は無料で、11:00~18:00観覧できます。
「ハンス」は、新世界免税店の裏側、横断歩道を渡ったところにあるMESAビル地下1階から入れます。
伝統工芸に興味のある方は是非、韓国の美しく貴重な工芸作品を見て、体験して、購入もできる「ハンス」に立ち寄ってみてください。