宗廟

Jongmyo

チョンミョ

종묘

 4.3/12人  |  人気指数 3,552

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  • 宗廟住所(日本語)住所(日本語): 

    ソウル特別市 鍾路区 薫井洞 1

  • 宗廟住所(韓国語)住所(韓国語): 

    서울특별시 종로구 훈정동 1

  • 宗廟電話電話: 

    02-765-0195

  • 宗廟営業時間営業時間: 

    (3-10月)平日9:00-18:00/休日9:00-19:00/(11-2月)9:00-17:30

  • 宗廟定休日定休日: 

    火曜

  • 宗廟日本語/可・不可日本語: 

    不可

  • 宗廟カードカード:  未入力
  • 宗廟ホームページホームページ:  jm.cha.go.kr

単一建物として最も長いユネスコの世界文化遺産

 

ジュエリー通りで有名な鐘路(ヂョンノ)にある公園のような場所があります。ソウルのお爺ちゃんやお婆ちゃん達が、朝からのんびり散歩する姿が目立ちます。そんな公園の奥には、宗廟(ヂョンミョ)と言われる朝鮮時代の歴代王と王妃がまつられ史跡125号に指定された史跡があります。1395年朝鮮の太祖が新しい国の都と決め、儒教の礼法に従い京福寺(キョンボックン)の左側に建てられました。一番主な建物である、正殿は国宝第227号に、またその隣に位置する永寧殿は宝物第821号に指定されこの2つの中心の建物を宗廟と呼んでいるそうです。この正殿には、19間の神室があり王と王妃神主が49位、隣の永寧殿には16間の神室に34位の神主がまつられています。また、この現在ある宗廟は、文禄の役で一度失った後、1608年に再び建てられたもので、その後もまつる神主が増える度に増築され今に至ります。中には、王位を奪われた王や王妃はまつられなかったという事もあったそうです。その他、3つ程の建物があり、宗廟の建物はソウル市内、他の古宮に比べデザインや装飾がシンプルで造られています。これは、宗廟が王や王妃の魂をまつるための建物なので、単調の建物にしたそうです。

そして,1995年の冬にユネスコ世界文化遺産に、2001年に韓国内で最初のユネスコ世界無形文化遺産に登録されました。ユネスコ世界無形文化遺産に登録された、宗廟祭礼とは毎年5月の第一日曜日に宗廟で挙行される儀式で、約500年以上同じ形態で維持し続けているそうです。また、その祭礼儀式の時に演ずる音楽である宗廟祭礼楽も世界無形文化遺産の一つです。楽器と歌と舞踊を持ち祭礼儀式のための舞で、1447年に李氏朝鮮第4代国王の世宗によってつくられました。年に一度の祭礼なので、この日を狙って世界各国からお客さんが集まります。
また、宗廟は晶徳宮と繋がり正門の反対側に連結門があるので、そのまま晶徳宮を見学できます。

 

 

役立つ情報

 

★無料案内時間(約1時間)

 ・平日 9:30/15:30

※無料案内は電話での予約/土日は無し/正門総合案内図の前から出発

 

★宗廟と昌慶宮を両方見れちゃう!?

この『宗廟(チョンミョ)』と連絡橋でつながってるのが、昌慶宮(チャンギョングン)』

観覧終了1時間前までは、宗廟と昌慶宮を自由に行ったり来たりすることができます。

だから、宗廟か、昌慶宮のどちらかでチケットを買えば、両方の観覧が楽しめるんです♪

 

★イベント

年に一度、宗廟祭礼の日があり、本当の李氏一族が集まって行われる儀式で500年以上の伝統が維持され続けているというだけあって、荘厳な雰囲気の中行われます。

宗廟大祭(チョンミョテジェ)に行ってきたのでその時のことをレポートします。
宗廟大祭とは、李氏朝鮮の王族の末裔が先祖の霊を祀るために行っているお祭りで、今年は5月6日の日曜に行われました。この儀式自体が世界文化遺産として 登録されているそうです。儀式を行う正殿の“宗廟”も世界文化遺産ということで、世界文化遺産をダブルで見られる貴重な機会です。

場所は「宗廟公園」。普段は入場料が要るのですが、宗廟大祭当日は無料!宗廟大祭の見学者には、サンバイザーとペットボトルの水、カラー刷りのパンフレットが配られました。さらに胸には「宗廟大祭」と書かれた胸章をピンでつけてもらい、ただの見学者なのに関係者みたい??

さて、あとは儀式が始まるのを待つばかり。見学者たちは、正殿の前に敷かれたゴザに座って見ることができます。伝統服を身に着けた王族の子孫の方々が待機しています。

 

いよいよ儀式が始まります。司会はKBSのアナウンサー。文化遺産だけあり、各国から来賓を迎えていました。

待機していた王族の子孫の方々が代わる代わる正殿に入って儀式を行います。儀式の趣旨は、先祖の霊をお迎えして一緒に食事を摂り、踊りを楽しんでもらってから帰っていただくというものだそうです。


宗廟正殿の大礼は春(正月)夏(4月)秋(7月)冬(10月)と四季の最初の月に行う祭礼と師走の祭亨の計5回執り行われ、その他にも事あるごとに祈ったりぃ~感謝したりぃ~ラジバンダリィ~♪(〃^∇^)o_彡☆ァハハハッ!!  こりゃ失礼…

 

☆観覧時間☆

【一般観覧】

日本語・・・09:40,10:40,12:40,13:40,14:40,15:40

 

【自由観覧】

毎週土曜日09:00~18:00(10~2月 17:30まで)

・受付終了は閉門の1時間前まで

 

☆案内説明☆

・決まった時間に入場してガイドの案内を受けて観覧

(但し、毎週土曜日は自由見学のみ)

・外国語による案内時間には外国人の同伴者を除く韓国人は入場不可

 

 

★2011年1月1日から、観覧時間変更!!

 

 

日本語 09:00 09:40 10:40 11:40 12:40 13:40 14:40 15:40 16:40 (9回) 

 

日本語 16:40の案内解説は、冬季(10月-2月)には行われません。.
 

 

 

 

 

 

他情報

 

宗廟李氏朝鮮王朝の歴代王と王妃や功臣の位牌(神位)を祀り祭祀を行っていた場所で李朝時代の建築物の中で最も整然とし荘厳かつ神聖な場所。

宗廟は1392年、朝鮮王朝を開いた太祖・李城桂が1394年、開成からソウルに都を移し景福宮と同時に東に宗廟を建てた。宗廟は祭礼のための建物であるため、すべての建物が節制されたシンプルな技法から成り立っており、構成・構造・装飾・色彩のいづれもシンプルな美しさを持つ。
1995年12月ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されている。ソウルに二つある世界遺産の一つです。

韓国の単一建物としては最も長く101mもあります。

建物が横に長い理由は、朝鮮王朝が続き、祀る歴代王の位牌が増えて、幾度にわたって建物を横に増築していったためだそうです。

この長い建物の中には歴代の国王・王妃の位牌が安置されています。王が臣下を率いて歴代王の魂をお祭りしていたところなのですが、現在もその王族子孫の方による年1回の大祭が行われています。

 

 

宗廟の楽しみ方

編集履歴

★入場料

・個人―大人(19~64歳) 1,000ウォン ・団体―大人数(20人以上) 800ウォン

     青年(満7~18歳) 500ウォン         少人数(10人以上) 400ウォン

 

※6歳以下または65歳以上の方は入場無料

※2011年2月3日のみ入場者全員、観覧無料。(ガイド解説なし)

※2011年2月2日と4日に韓服を着た方は観覧無料。



コース紹介


 ★主な建築物

香大庁 斎宮 正殿 永寧殿
香大庁 : <a class=宗廟祭礼のための準備室" onclick="popview(this)" style="width: 158px; cursor: pointer; height: 105px" src="http://img.ntcdn.net/data/2009/07/24/13/12484088544a6935167e801_layer.jpg">

宗廟祭礼のための準備室で、中は香庁と執事庁で構成されている。宗廟祭礼時に使用するためのものが色々保管されている。

祭祀のために心身を清める場所

宗廟祭礼のため心身を清浄していた場所。門から入って、北(正面)に王がとどまる御斎室、東(右側)に王世子がとどまる世子斎室、西(左側)御沐浴庁がある。

正殿 : 19人の王とその王妃、総49位の魂が祭られています 

歴代王と王妃が死後、宮廷での喪を3年行った跡に、神主をこちらに移し祀る。宗廟の中心建築物になり、入口は3箇所ある。現在19人の王と王妃、総49位の魂が祀られている。

正殿の神室が不足し、正殿に祀っていた神主を移し祀るために新しく建てた別廟。現在は、16人の王と王妃、総34位の魂が祀られている。

 

★知っておくと更に面白い!!

神路 版位 神室出入門 御井

宗廟祭礼に儀式のために作られた。入口からずっと続き、先祖だけが通る路で、敬う意味が込められてるため、歩行は禁止になっています。路は3本線から成り、中央が魂霊が、右側は王が、左が王世子が通る路。

宗廟の正殿と永寧殿の東門の外にある版位といわれる四角い台。王と王世子を祭礼時、礼を表する場所。殿下版位と世子版位と言われる。

正殿と永寧殿の各門の扉には、それぞれ少しずつ隙間が空けられている。死者の魂が出入りできるためと、室内に湿気がたまらないようにする2つの目的がある。

井戸

王が宗廟に出入りしながら、ここの井戸で水を飲んでいたことから名付けられる。ひどい日照りの時も水が一定という不思議な井戸で有名だったが、今は駐車場が出来てから水が減ったという。

 

月台 祔掲版位 下馬碑  

正殿と永寧殿の前に広く位置する。この空間を廟庭と呼び、上月台と下月台で分かれる。石段の途中にある欄干には宗廟が<天上の空間>であることを暗示する雲の模様が刻まれている。

版位 : 祭祀を行う際に、王や王世子が足を止めて礼を表する場

正殿の南の門から入って行く神路の中間くらいの東にある。版位と形は似ているが、宗廟祭礼する時に神主を祀る興をおいておいた場所。永寧殿内にもあり、正殿から神主を移す時にする儀式を行う版位でもある。

下馬碑 : この石碑があるところでは、上の者も下の者も関係なく、馬を下りて王に対する敬意を表す

宗廟の前を通ったり、入ったりする際に<ここに至って身分の高低を問わず誰もが乗ってきた馬から降りなさい>という意味が刻まれている。1413年に初めて木で造られ、1663年に石で造られた。

 

 

★体験談

地図を持っていましたが宗廟市民広場を通り抜けて宗廟入り口に行くため、少し迷いました。広場の入り口には宗廟の大きな看板があるわけではないので…

宗廟は、李氏朝鮮王朝の歴代国王とその王妃の位牌を奉る祀堂です。
日本の寺院のような規模とは異なり、時の権力の象徴を表すような大きさですので歩く距離は結構なものです。すべてじっくり観るのであれば1時間以上を要すると思います。
韓国には世界遺産がこの宗廟と昌徳宮(チャンドックン)の2つあります。
正門の前は広場になっているんですが、ここには多くの高齢者の方たちが集まっています。宗廟の中にも沢山の高齢者の方たちが…その理由は、ここは60歳以上は無料で入れるそうなんです。
宗廟は木々に囲まれていて森の中を歩いている感じです。マイナスイオンがいーっぱい出てる感じで、歩いていてとても気持ち良かったです。ソウルはとっても 人の賑やかな街ですが、宗廟を歩いていると街中にいるのを忘れてしまうような場所。ショッピングや美味しいものを食べるのも良いですが、今回のソウル旅行 で世界遺産を巡ることが出来て本当に良かったと思ってます。

 

入場料11,000Wを払い、見学。明後日の5月4日は、この宗廟の祭礼のようで、準備が行われていました。毎年5月の第一日曜がこちらの祭礼の日みたいです。
こちらも中は広くて立派なのですが、広くて疲れる~。途中で階位を示すのを見つけて、チャングムのドラマを思いだしたり。宗廟からは昌慶宮へ陸橋で繋がっており、同じチケットで入場出来るので、ひたすら散策。

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記事最終修正日時: 
2015.05.14 16:12
※上記の内容は事情により変更される場合もございます。あらかじめご了承ください。

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