まるでギャラリーな通り「塩里洞ソグムキル」
麻浦区塩里洞(ヨムリドン)にある「ソグムキル(塩通り)」が今話題となっています。
ここはかつて塩商人たちが集まって暮らしていた町として、ソウルの中でも犯罪多発地域として有名だった場所だそうです。暗く、細い路地が迷路のように続いており、地元住民ですら道に迷うほどだったとか。
住民を守る「ソグムキルプロジェクト」
そこでソウル市が 塩里洞住民たちの安全のために「犯罪防止デザイン(CPTED)」という対策を実施することにしました。それが「ソグムキルプロジェクト」です。薄気味悪い街並みに明るい黄色でペイントすることで犯罪心理を委縮する効果が期待できると言います。
ソグムキルは道に沿って地面に点線が描かれているので迷うことはありません。また、黄色の電柱には数字が書かれているので自分がどの位置にいるのかすぐにわかります。
では早速行ってみましょう
地下鉄梨大駅5番出口を出てすぐ左折し、坂道を登ります。途中大きな木のあるところで右折します。まっすぐ進むと地面に点線と、黄色の電柱が見えてきます。ここからスタートすると良いでしょう。
まるでギャラリーのような街並み
ソグムキルでは家の壁に絵が描かれていたり、額縁が飾ってあるところもあります。
人が一人やっと通れるくらい細い道にも壁画が。
また、ソグムキルは運動コースにもなっており、所々にストレッチの仕方が書いてある看板が見られます。
ソグムキルにある黄色い門の家は、何か危険な目にあったときにいつでも駆け込める家なのだそうです。
所々に非常ベルや防犯カメラが設置されており、24時間監視しています。
道には子供達が遊べるちょっとした工夫も。
ソグムキルの端にある「ソグムナル」は住民たちが集まって文化活動をする場所です。あいにくこの日は日曜日で閉まっていました。
カメラを持って「ソグムキル」に行こう!
「ソグムキル」は地下鉄2号線梨大駅5番出口すぐのところにあるので、ソウルで写真スポットをお探しの方は気軽に行ける「ソグムキル」がおすすめです。ぜひ一度行ってみてください!