光州楊林洞にある不思議な通り「ペンギン村」
韓国全羅南道、光州の歴史が残る街楊林洞に「ペンギン村」と呼ばれる路地があります。ここはソウルの梨花壁画村より規模は小さめですが、壁画や古時計などで飾られており、不思議な通りとなっています。最近ではカメラを手にした若者たちが多く訪れるのだそうです。
ペンギン村への入り口
楊林洞近代歴史文化村の入り口には大きな地図があり、向かって左に行くと、昔の上流階級の邸宅などが見学できます。ペンギン村に行くには向かって右側に行きます。少し進むと小さな畑があるのでその前の細い路地に入っていくと、ペンギン村の入り口があります。
どこかレトロな雰囲気
通りを進んでいくと、額縁に入った絵や、絵が描かれたお皿、古時計が飾ってあります。所々にハングルでペンギン村の文字も見られます。手作り感たっぷりの飾りでどこかレトロな雰囲気が感じられます。簡単にお酒が飲める居酒屋さんもありましたよ。
奥には「ペンギン畑」が
居酒屋さんを過ぎてさらに奥へ進むと、物がぎっしり置いてある庭のようなものが。先ほどの居酒屋さんの前でご近所さんと話をしていたおじさんが話しかけてきて案内してくれました。「ここはペンギン畑と呼ばれていて、近所の人が要らなくなったものを集めていたらこうなったんだよ。」とのこと。
光州の小さな芸術通り
ペンギン村の名前の由来は、ペンギン村の創設者が足が不自由で、その歩き方がペンギンのようだったからなのだそうです。韓国語ができる方は地元の人とのおしゃべりも楽しんでくださいね。光州に旅行の際はぜひ訪れてみてください。
ペンギン村
光州広域市南区楊南洞24-93
광주광역시 남구 양림동 24-93