未来のための新しいデザイン!今年の展示テーマは「晨明(しんめい=夜明け)」
光州デザインビエンナーレは、2年に1度、約1か月にわたって開催される国際現代美術展です。
今年のデザインテーマは「晨明(しんめい)」。
晨明は夜明けの明るさを意味する言葉です。
「未来のためのデザインの発見」をテーマに、観覧者がみずから、私たちの未来の生活が今後どのように変わるのかを想像し、発見できる展示として構成されました。
展示は4つのテーマ、100ヵ国3000点余りの作品が出典
展示は4つのテーマに分かれており、日本をはじめ、中国、アメリカ、フランス、イタリアなど100ヶ国から3000点余りが出品されました。
日韓中の未来の暮らしをデザイン「アジアデザインハブ」
「アジアデザインハブ」という展示では、日韓中それぞれブースを分けて展示していました。
ブース内では、暮らしの中心である台所・リビングの形態で、その国の伝統文化を元にして、未来風にアレンジした居住空間を演出。
それぞれの暮らしの共通点と違いを読み取ることが出来、共感高い内容になっていました。
中国ブース
韓国ブース
日本ブース
アイデア発電所「光州文化デザインショップ」
光州・全南地域の工芸デザイン活性化と、産業発展に寄与する目的で開かれたデザインショップ。
中には、あっと驚くアイデア商品、心奪われる美しい工芸品があり、目で見て楽しく手で取って楽しめる空間でした。
芸術は人を楽しくハッピーにさせてくれるもの!
公式サイトには「良いデザインは私たちの生活にエナジーとユーモアを与える」との言葉とともに、親しみやすく面白いデザインが、企業に競争力を、大衆にはエナジーを与えるということが展示を通して発見できると明言されています。
芸術は人を楽しくハッピーにさせてくれるものと再認識できる展示会でした。
2年に1度の機会で開かれ、毎回テーマが違うので、デザインビエンナーレの期間に光州を訪れてみてはいかがでしょうか?
きっと心を打つ展示に出会えるはずですよ。