DDPで開かれる照明デザイン展示会「乙支路ライトウェイ2016」
独創的な世界観を表現した照明アート20点
韓紙で創られた照明、「鹿、イワシ」は、韓国の伝統的な灯りを現代的に表現したもの。韓紙が内包したまろやかな光は温かみを感じます。「E-G/E-W/E-C」という作品は、金属などの無機質の材料で有機体を表現したもので、SF映画に登場する昆虫の形をしており、見る人に想像力を与える作品です。
照明を単なる機能で留まらせず、大衆的で美しい工芸品としての価値を与えた作品。
沢山のアクリルの柱がランダムに光る、神秘的な作品「lighting talk」。
個性的でお洒落な作品が沢山展示されています。
コットンボール照明を使ったオブジェ。淡い色合いと、温かい光が見ている人の心を癒します。
「ルネ・モネロ」シリーズと呼ばれるセラミックフィギュアの照明。丸みを帯びたフォーム、頭の上で照明が光る姿がどこか可愛く見えます。
「ポジャンマチャ(屋台)」という作品は、夜の乙支路を表現しています。夕方になると工場や商店の灯りが消え、その代わりに道端のポジャンマチャの灯りが付きます。ビニールシートから漏れる光に温もりを感じます。
エアークッションを花のように仕立てた照明、ペットボトルを再利用したお洒落な照明など、身近なものも作家の手にかかるとアートに変身します。
「乙支路、ライトウェイ2016」は、11月4日まで行われています。残念ながら、今年は終わってしまいましたが、興味を持たれた方は、是非来年の展示に参加してみてください!